葉酸とは?

葉酸というのはどういう成分かと言うと、ホウレンソウから抽出したものの中から発見されたビタミンB群の栄養素です。
ラテン語で「folium=葉」、「acid=酸」という組み合わせで命名された「Folic acid」からきているのですが、実際には植物性の食品だけでなく、動物性の食品にも含まれることがわかっています。


かなり昔にはビタミンMだとか、ビタミンBcなどとも呼ばれていたことがあり、身体の中にもいろいろな形で存在しているのですが、アミノ酸やビタミンを代謝したり、たんぱく質を生合成したり、ヌクレオチド類を生合成したりするはたらきがあります。


この葉酸が注目されたのは、厚生労働省が平成12年12月28日に妊娠中の女性や妊娠を希望する女性に葉酸を摂取することを推奨する内容を発表したことが理由です。
妊娠を予定している人や妊娠3ヶ月までは、食事とは別に1日400マイクログラムの葉酸サプリメントの摂取が推奨されていて、それが神経管閉鎖障害のリスクを低減する効果があるというものです。
それに伴い母子手帳にも葉酸の摂取に関して情報が掲載されるなど、国をあげての取り組みがスタートしたのです。

実は世界的にはもっと前から葉酸の摂取には指摘があり、日本は食生活で葉物野菜などを多く摂取していた面から対応が切迫詰まっていなかったという経緯もあります。
でも現代ではどうでしょう、葉物野菜を毎日しっかり摂っていると言える人は果たしてどれくらいいるでしょうか?
日本人も、そろそろきちんと葉酸を意識しなくてはいけないのです。